共感を呼ぶメールの書き方
Googleマップは完全に新バージョンへ移行したようだ。こうやって丁寧なメールが送られてくると、つい嬉しくなる。まるで自社の製品がリリースされたような、本当に一緒に作り上げた感情になる。
メールマーケティングが死んだかどうかといえば、まだまだ生きているよと感じるメールだ。メール自体が非常にパーソナルなツールであり、そこに商品のリンクや宣伝ばかりの内容で送ってくるからげんなりするわけで、このような「丁寧なお手紙」であれば歓迎だ。最近のメールは、まるでくしゃくしゃに丸めて放り込まれたようなクズなものばかりなのがメールの価値を貶めたもっとも大きな理由だろう。もちろん迷惑なスパムの影響が無いとは言えないが。
実を言うと昔、ネカマ(本意では無かったが書く人がいなかった)となって某化粧品のメルマガを書いたことがある。その時は商品の宣伝は一切書かなかった。リンクも必要な記事のぶんだけ。HTMLメールも一般的ではなく、ブログも無かった時代だから、言ってみれば今のブログに書く内容をメールで配信していたようなものだ。それの実施でリピーターは確実に増えた。目的がそれしか無かったのでということもある。
このメールを読んでメール配信しているところは、もう一度、なにがユーザーのためになるか、何を”一緒に成し遂げたいか”を再検証すべきではなかろうかと改めて思った。この、”一緒に”というところがポイント。